そもそもの話、大学院ってどんなところ?┃仕組みや学位取得、学費のイメージ

キャリア・進学

この記事では、

  • 大学院進学が気になっているけれど具体的なイメージがあまりわかない

という人のために

大学院がどのようなところなのかお伝えします

リンゴは一般的な大学院(専門職大学院ではない)の社会科学系の専攻だったので、主にその視点からになると思います

大学院について

そもそもの話になるけど、大学院ってどんなところなの?

大学院とは、学士の学位を取得した人(学部を卒業した人)を対象として教育を行うところです

大学院には、一般的な大学院と専門職大学院があります

一般的な大学院は研究者の養成を目指す一方で、専門職大学院は高度で専門的な職業能力をもつ実務家を養成します

リンゴが通っていた/これから通うのは、一般的な大学院だよ!

一般的な大学院には、修士課程(博士前期課程)と博士課程(博士後期課程)があります

博士課程を前期2年(修士)と後期(博士)に分けた区分制博士課程や、5年一貫性の博士課程、3年制博士課程など様々な課程が存在しています

各大学の制度によって異なるからよく確認したほうがいいですね

学位を取得するには?

修士課程(博士前期課程)の一般的な在学期間は2年間、博士課程(博士後期課程)は3年間です

修士課程(博士前期課程)では、定められた単位を修得して、修士論文を提出し、審査に合格すると修士号が与えられるのが一般的です

博士課程(博士後期課程)では、定められた単位は多くなく、教員の指導のもとで研究を進め、博士論文を執筆し、審査に合格すれば博士号が与えられます

ただし、大学院によっては、博士論文の前にクリアしなければならない論文があったり、博士論文提出の前に学術誌への査読論文投稿が求められたりするので進学前に要チェックです!

初年度の学費はどのぐらいかかる?

修士課程(博士前期課程)では、

国立大学(文部科学省標準額)の場合、入学料約28万円、授業料約54万円で合計約82万円

私立大学の場合、(大学により差がありますが)、入学料約20万、授業料約78万、施設設備費約8万で合計約105万円

博士課程(博士後期課程)では、

国立大学(文部科学省標準額)の場合、上記と同様で入学料約28万円、授業料約54万円で合計約82万円

私立大学の場合、(大学により差がありますが)、入学料約19万、授業料約63万、施設設備費約5万で合計約87万円

大学院や専攻分野により異なるので、まずは大体のイメージとして考えてもらえればと思います

<参考>

国立大学等の授業料その他の費用に関する省令 | e-Gov法令検索
電子政府の総合窓口(e-Gov)。法令(憲法・法律・政令・勅令・府省令・規則)の内容を検索して提供します。
私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果について:文部科学省

国や民間の奨学金を利用すれば、負担を軽減することができます

奨学金の探し方については、こちらの記事をご覧ください↓

学費安くなってほしいなぁ・・・

卒業後の進路は?

大学院を修了すると専門性を評価してもらいやすくなります

研究者や大学教員としてアカデミアに進む以外にも、公務員や教職、民間企業で専門性を生かして活躍する幅が広がります

リンゴの場合は、修士取得後に民間企業の調査研究部門で研究職として働いていました

学部卒と比べて、修士了・博士了は初任給も高いところもあるので、見てみるといいかと思います!

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